ロシア語学習者の多くが利用している学習参考書とは?

日本は先進国の中でロシア語学習者の数が恐らく最も少ない国ではないかといわれています。そのせいもあってかロシア語の学習書は最近いくつか出てくるようになりましたが一昔前には、誰もが皆同じ本を使って勉強していました。ロシア語を勉強したことのある人同士でその本について盛り上がることは今でも結構あります。

そんな本の中で私が大好きな本が「例文で覚えるロシア重要単語2200」(1983年10月15日 第1刷発行)です。何と言っても例文がすごい!
・私はトルストイの小説「戦争と平和」をロシア語で読んだ。
・私はトルストイの長編小説の第1章を読み終えた。
・私はトルストイの肖像入り切手を数枚買った。
・ツルゲーネフは過去の世代の最もすぐらた人の1人である。

この本を書いた人がロシア文学好きなのか、それともロシア語を勉強している人はロシア文学好きが多いだろうからというサービスなのか、例文の中には出てくるわ出てくるわ、チェーホフもゴーリキーもドストエフスキーも有名人のオンパレードです。

そんなこの本の特徴の一つに社会主義の香りがあります。
・社会主義諸国では労働者の搾取はない。
・ブルジョアジーは社会主義の敵だ。
・共産主義の下では階級がなくなるだろう。
このほかにも社会主義・共産主義の香りがする例文が沢山載っています。どうです?雰囲気ある例文でしょう。

私はこんな風に書いた人の雰囲気が伝わってくる学習書が好きでした。皆さんはいかがですか?この本はロシア語の辞書、単語集の中では比較的安価で、何よりもコンパクトですから、少し語彙が増えてきた段階で購入してみてはいかがでしょうか?きっとどこからでロシア語学習者とであったときにこの本の思い出で盛り上がることが出来るしょう。

サブコンテンツ

このページの先頭へ